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ディーラーの車検にかかる時間はどれくらい?長いと言われる理由や時間を短くするためのポイントを紹介

ディーラーの車検にかかる時間はどれくらい?長いと言われる理由や時間を短くするためのポイントを紹介

ディーラーでの車検は、質の高いサービスを受けられる一方で、他の業者よりも時間がかかると言われています。

本記事では、ディーラー車検にかかる時間の目安や長くなる理由を解説するとともに、少しでも時間を短くするためのポイントについても紹介します。

車検をディーラーに依頼しようとお考えの方はぜひ参考にしてください。

車検にかかる時間の目安は?

車検にかかる時間は、車両の状態や混雑状況によって違いますが、どの業者に出すかでも大きく異なります。下記に、各業者ごとの車検にかかる時間の目安をまとめました。

業者車検にかかる時間
ディーラー2~3日
整備工場1~2日
車検専門店1~3時間
ガソリンスタンド数時間~3日
ユーザー車検1~2時間

一般的にはディーラー車検が最も長く、車検専門点やユーザー車検だと当日中に完了すると言われています。ただし、上記の目安時間は次の条件が揃っていることが前提です。

  • 定期的にメンテナンスされた車両
  • これまでの整備歴が把握できる
  • 業者にて、事前に消耗部品が用意できている

思わぬ整備や点検が必要になればその分所要時間も増えるので、車検に出す際は余裕をもって計画を立てましょう。

それでは、ここからはディーラー車検にかかる時間に焦点を当て、解説していきます。

ディーラー車検の依頼から完了までの流れ

ディーラー車検の依頼から完了までの流れ

ディーラーでの車検は、整備の質やサポートが充実している反面、時間がかかると言われています。スムーズにディーラー車検を進めるためにも、車検の依頼から完了までの流れを把握しておきましょう。

ステップ1:事前点検と見積もり

車検をディーラーで依頼する際、最初に行うのが見積もりの作成です。事前に車をディーラーに持ち込んで簡単な点検を行い、車の状態や必要な修理箇所を確認します。

この事前点検の結果をもとに、部品交換費用や整備費用などが含まれた見積もりが提示されるので、内容をしっかりと確認し、納得したうえで正規品車検の予約に進みましょう。

なお、過剰な整備による追加費用を防ぐためにも、見積もり時には担当者としっかりコミュニケーションを取ることが大切です。

ステップ2:車検の予約をする

続いて、車検の予約を行います。ディーラーの車検は混み合うことが多く、特に繁忙期(春・秋など)は予約が取りづらいとも言われているため、早めの予約を心掛けましょう。

また、予約時には希望の車検日程や、代車の有無も確認しておくとスムーズです。とくに代車は台数に限りがあり、予約が遅れると希望の車種や日程で利用できないケースも出てきます。

そうならないためにも、予約は2ヵ月前〜3ヵ月前、最低でも1ヵ月前にはしておくことをおすすめします。

ステップ3:車検に必要な書類の準備

車検当日には、いくつかの書類が必要になります。車検をスムーズに進めるためにも事前に準備をしておきましょう。

ここで、必要書類を下記にまとめました。

必須書類車検証、自賠責保険証
必要書類自動車税納税証明書
あると良い書類整備記録簿(メンテナンスノート)

車検証と自賠責保険証は必ず車検に必要です。紛失していないか、有効期限が切れていないかを確認してください。

また、税納税証明書は事前に納付していれば必要はありません。ただし、納税後すぐに車検を受ける場合は、データが反映していない可能性もあるので持っていくことをおすすめします。

メンテナンスノートや整備記録簿は、前回と同じディーラーでも提出が求められることが多いため、これらの書類を事前に揃えておきましょう。

ステップ4:車両の預け入れ

車検当日、車をディーラーに持ち込みます。通常は、朝または前日に車を預けるケースが多いでしょう。

車両を預け入れる際は、下記の点に注意しておくと安心です。

【燃料の残量】
ディーラーに車を預ける際、燃料がほとんど残っていないと作業中の移動に支障が出る場合があります。燃料は半分以上入れておきましょう。

【貴重品の取り出し】
車内に置いている貴重品(財布、カメラ、スマホなど)は、紛失・盗難防止のため必ず取り出しておきましょう。

【車内の整理】
車内が散らかっていると、整備士が作業しづらくなるかもしれません。とくに運転席周りの整理を忘れないようにしましょう。なお、過大な積載により検査時車重(普通車100キロ・軽自動車50キロの目安)を超える場合は積載物を降ろしてからの車検となります。

ステップ5:車両の引き取り

車検が完了したら、指定日にディーラーから車を引き取ります。この時、どの部分が整備・交換されたかなど、車検内容の説明が行われる他、車の状態や今後のメンテナンスについてもアドバイスを受けることができるので、不明点があればその場で確認しましょう。

最後に、新しい車検証と自賠責保険の更新証明書証が渡され、車検証の支払いを済ませれば車検完了です。ディーラーによっては現金のみの受付のところもあるので、事前に可能な決済方法も確認しておくと安心です。

なお、代車を利用していた場合は、代車の返却と同時に自分の車を受け取ることになります。この時、ガソリンを補充すべきかと悩む方もいるかもしれませんが、補充して返却するのがマナーです。これといった決まりはないものの、今後の付き合いなども考えて補充しておく方がベストだと言えるでしょう。

ディーラー車検にかかる時間・日数

ディーラー車検にかかる時間・日数

車検にかかる時間が長いと言われているディーラー車検ですが、車両の状態によっては数時間で終わることもあれば数日かかるケースもあります。ここでは、次の2つのパターンに分けて解説します。

  • 一日で完了するケース
  • 2~3日かかるケース

一日で完了するケース

事前にメンテナンスがしっかり行われている車や、交換部品が少ない場合は、1日で車検が完了することがあります。この場合、朝に車を預け、夕方に引き取るという流れが一般的です。

このようにディーラー車検を1日で終わらせるためには、前提としてトラブルの少ない車であることが挙げられますが、ディーラーの設備によっても時間が左右されます。

例えば、車検専用の作業ラインが設置されているディーラーでは、効率よく検査・整備が行われるため、短時間で車検を完了させることが可能です。また、平日の早い時間帯など、混雑が少ない時期に予約を入れることで、スムーズに作業が進む場合もあるでしょう。

2~3日かかるケース

部品の交換が必要だったり、整備内容が複雑な場合は、車検に数日かかることがあります。とくに輸入車や古い車の場合、部品の取り寄せに時間を要するため、予定していたよりも車検時間が延びてしまうかもしれません。

また、混雑状況や整備士のスケジュールも影響するため、事前に日数に余裕を持って車検を依頼することが重要です。

なぜディーラーは車検にかかる時間が長いのか

ディーラーでの車検は他の業者よりも時間がかかることが多いですが、それには理由があります。ここではその主な理由について解説します。

丁寧な検査・整備を行っているため

ディーラーでは同一車種を多く扱っており、その車の弱点を熟知しています。そのため整備の際には、メーカーからの技術情報を活用しながら丁寧な検査が行われるのです。

また、整備の質にもこだわっており、車の安全性を最優先にした整備が行われるため、検査が入念に行われます。これにより、時間がかかる一方で、安心感のある仕上がりが期待できます。

車検が混みやすいから

ディーラーは、特に繁忙期や週末になると車検が混み合います。多くの顧客が同じ時期に車検を依頼するため、予約のタイミングによっては長時間待つこともあるでしょう。

また、ディーラーでは一度に多くの車を扱うため、整備士の手が足りない場合もあるようです。

車検にかかる時間をディーラーでも短くする3つのポイント

車検の時間をディーラーでも短くする3つのポイント

ディーラーでの車検は、事前の工夫や適切な準備をすることで、所要時間を大幅に短縮することが可能です。ここでは、車検を効率的に進めるための3つのポイントを紹介します。

平日に車検を受ける

まずは、車検を受ける日を選ぶことが、時間短縮の大きな鍵となります。週末や連休の前後は、他の点検や修理で来店するお客様も多く、予約が取りづらくなるだけでなく、作業も予定通りに進まないことが考えられます。

一方、平日は比較的空いており予約もスムーズに取りやすいため、少しでも時短を望むのであれば、平日を狙って予約を入れることをおすすめします。中でも、平日の午前中に予約を入れると、よりスピーディに車検を進めることができるでしょう。

日頃のメンテナンスを怠らない

次に、日頃からのメンテナンスを怠らないことが、車検の時間短縮に直結します。車検時には、ブレーキやタイヤ、エンジンオイルなど多くの部品が点検されますが、これらの部分が既に劣化していたり、問題が発生していると、追加の修理が必要になり、車検が長引く原因となります。

例えば、タイヤの溝が摩耗している場合や、ブレーキパッドの交換が必要な場合は、その場で新しい部品を取り寄せる必要があるかもしれません。すると車検作業が遅れ、さらに数日間車を預けなければならなくなる可能性もあります。

しかし、日頃からタイヤの空気圧やエンジンオイルの交換を定期的に行っておけば、大規模な修理や交換のリスクを減らすことができ、車検も予定通りに進められるでしょう。

事前に点検を依頼する

最後に、車検の前に事前点検を依頼することも、時間短縮に効果的です。ディーラーでは、車検前に簡単な点検を行う「事前点検」サービスを提供している場合があります。これを利用することで、車検時に問題が発生するリスクをあらかじめ回避できます。

事前点検では、エンジン、タイヤ、ブレーキなど、車検時に重点的にチェックされる項目をあらかじめ確認し、不具合があれば早めに修理や交換をしておくことが可能です。これにより、車検当日に予期せぬトラブルが発生して、追加の作業や部品交換が必要になるといった事態を避けられるでしょう。

ディーラーでの車検は丁寧であるが時間がかかる

ディーラーでの車検は、品質の高い整備と安全性を重視する反面、時間がかかることが多いです。なるべく時間を短縮させるためにも、日頃からのメンテナンスや事前予約、タイミングを工夫し、スムーズに車検を進めましょう。

私たちアクスルでも車検を承っており、純正部品での作業はもちろんのこと、社外を含め複数の提案を用意することができます。そのためディーラーよりも料金を抑えることも可能です。

また、国産・輸入車ともにディーラーとの繋がりにも自信があり、時短・低コストだけではなくディーラー同等の丁寧な車検も実施いたしますので、「丁寧な車検を短時間で」とお考えの方は、ぜひ一度アクスルにご相談ください。

輸入車の車検や整備、タイヤ交換はアクスルにお任せください!

輸入車の車検や整備、タイヤ交換はアクスルにお任せください!

私たち株式会社アクスルは、東大阪にてメルセデス・ベンツを始めとする輸入車の車検やタイヤ交換、新車・中古車の販売を展開しています。

車検はもちろん、修理や日常のメンテナンスのご依頼も承っており、自社工場でスピーディーなご対応が可能です。また、熟練のスタッフが在籍しておりますので、ボディコーティングから治具を使った難修理などもお任せください。

【株式会社アクスルの強み】
  • 輸入高級車が扱える熟練スタッフがいる
  • ランフラットタイヤも取り扱える
  • 代車貸し出しにて「車がない状態」を作らない
  • 輸入車・国産車に限らず、各メーカーのディーラーと連携可能
  • 新品パーツは社外品などの提案も可能
  • 半年、1年後のメンテナンス修理を必ずお知らせ

弊社では少しでもお客様の不安を解消するため、事前のヒアリングを丁寧に行ったうえで「修理が必要なのか」「新品パーツとの交換が必要なのか」など、ご提案をさせていただきます。

各ディーラー様では対応の難しい相談や、中古車、新古車で購入した輸入車をディーラー車検に依頼しづらい…とお悩みの方は、ぜひ一度弊社にご相談ください。

お客様のご予算内で満足いく仕上がりと、すべてのお客様に上質で豊かなカーライフをご提供することをお約束いたします。

2025.01.31

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