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車検の予約は何日前から可能?いつ車検を受けるべきかベストなタイミングについても解説

車検の予約は何日前から可能?いつ車検を受けるべきかベストなタイミングについても解説

車検の時期が近づいたり、車を購入したディーラーや中古車販売店から車検の通知が来たりすると「そろそろ車検の予約をしなくてはいけない……。」と思いながら準備を進めるかと思います。

車検は有効期限があるため、できるだけ早めに予約をしておきたいところですが、車検の予約は何日前から受付可能なのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

結論として、車検の予約は何日前からでも可能です。しかし、早すぎる予約は逆に損してしまう恐れがあります。

そこで本記事では、車検の予約についてベストタイミングはいつなのか、車検の予約で気を付けるべきポイントなどについて解説しています。

車検の予約時期についてお困りの方は是非参考にしてください。

車検の予約は何日前から可能?ベストなタイミングとは

車検は、自動車の安全面や環境面の基準を満たしているかを検査するもので、ディーラーや整備工場などさまざまな場所で受けることが可能です。

所有車の車検は予約が必要ですが、車検の予約は何日前からできるのかをご存じでしょうか?

結論として「車検の予約は何日前から可能」といった決まりやルールはなく、予約はいつでもとることが可能です。ですので、自分の都合が良いタイミングで予約をとって問題ありません。

目安として、余裕を持って車検の予約をしたいのであれば2〜3ヶ月前から車検の準備を進めておくことをおすすめします。

特に車検を依頼する業者を決めていない場合は、どこに依頼するかを決めるために複数の業者から見積もりをとる場合もあるため、なるべく早くから準備しましょう。

予約が遅いと業者の混雑状況によっては予約を取れず、最悪の場合車検切れを起こしてしまうことも考えられます。

車検の時期と自分の都合を合わせながら、予約をとるようにしましょう。

車検の予約の前にまずは満了日の確認を

車検の予約をする前に、まずは前回の車検の有効期限がいつなのかという満了日を確認する必要があります。

満了日は「検査標章」と「自動車検査証」の2つから確認することが可能です。

検査標章

検査標章は一般的に「車検シール」と呼ばれ、前回の車検において車が保安基準に適合していることを証明するもの。自動車検査証とともに交付がされるシールのことです。

車のフロントガラスの指定位置に貼りつけ、車内からは満了年月日が確認できます。

この検査標章は車検の満了日を車内から手軽に確認することが可能です。

自動車検査証

自動車検査証は(車検証)は車が保安基準を満たしていることや車の所有者を証明するものです。

車を運転する際に必ず携行しなければならないため、車に保管している方がほとんどではないでしょうか。

以前であれば、自動車検査証の「有効期間の満了する日」の項目に車検満了日が記載されていましたが、現在は車検証閲覧アプリを使用し、確認する必要があります。

アプリからセキュリティコードを入力した後、車検証のICタグを読み取れば、車検の有効期間を確認することができます。

車検の有効期間は、自動車検査証で確認する方法とアプリを使用して確認する方法があることを知っておくと良いでしょう。

車検を受けられる期間は?

車検を受けられる期間は?

自家用乗用車は、新車であれば初回の車検は納車から3年、初回以降は2年ごとに車検を受ける必要があります。

満了日までには受けなければいけない車検ですが、一体何日前から受けられるのでしょうか。

結論からいうと、満了日前であれば何日前からでも車検を受けても構いません。極端ですが、満了日の1年前に受けても構わないということになります。

ただ、1ヶ月前から満了日の間に車検を受けることが一般的です。というのも、満了日30日前以降であれば、有効期限よりも早く車検を受けたとしても、満了日から次回の有効期限が算出され、日数を損することがないからです。

早すぎる車検は損する可能性がある

有効期間よりも早い時点で車検に出すと、次回の満了日が「車検を通した日」から算出されるため、損だと感じるかもしれません。

車検実施日を満了日の1ヶ月前に出したパターンと満了日の2ヶ月前に出したパターンを比較してみましょう。

車検実施日満了日車検実施日次回有効期限
満了日の1ヶ月前2024年9月15日2024年8月15日~9月15日2026年9月15日
満了日の2ヶ月前2024年9月15日7月15日2026年7月15日

上記の表の場合、満了日の1ヶ月前から満了日までの間に車検を受けた場合、次回の有効期限は2026年9月15日になります。

例えば、2024年8月31日や2024年9月10日に車検を受けたとしても、1ヶ月前から満了日の間に車検を受けたとみなされ、次回の有効期限は2026年9月15日です。

一方で満了日から1ヶ月以上も早い2024年7月15日に車検が実施された場合、次回の有効期限は2026年7月15日となってしまい、2ヶ月分もの差が出てしまうことになります。

これは有効期限よりも1ヶ月以上前倒しすることによって、起算点が早められ満了日が繰り上がるためです。

今回の例の場合、2ヶ月前倒ししたために日数を損してしまっています。

有効期限を損せずに車検を受けたいという場合は、自分の都合やスケジュールと合わせつつ、満了日の1ヶ月前を目安にすると良いでしょう。

車検を早く受けたい場合は「指定工場」という手段も

満了日から1ヶ月前に車検を通したいと思っていても、ご自身の都合が合わないこともあるでしょう。

1ヶ月以上前に車検を済ませたい、かつ有効期限を損したくないという場合は、指定工場(指定自動車整備工場)で車検を受ける方法があります。

指定工場とは、国土交通省から「指定自動車整備事業者」として認定を受けた工場のこと。車検の検査ラインが工場内に備わっており、検査と整備の両方を一貫して行えます。

本来、1ヶ月前から満了日までの車検であれば、有効期間を損せず受けられますが、指定工場であれば満了日から45日前までなら同様の扱いになり、次回の有効期限が早められることはありません。

45日前から車検を受けられる指定工場を利用すれば、万が一問題が生じたとしても余裕を持って車検を受けることが可能です。

指定工場なら車検が短時間で完了するだけでなく、さらに国の認可を受けた工場であるため、高品質な整備と検査が受けられることも期待できます。

満了日を過ぎた際の車検で注意すべきポイント

満了日までに車検を受けなければならないと思っていても、都合が合わず、車検が満了日を過ぎてしまったというケースも考えられます。

車検の満了日を過ぎてしまった場合、満了日の翌日からは車検切れの車として扱われてしまうため、いくつか注意すべき点があります。

次から詳しく見ていきましょう。

公道の走行はできない

車検切れの車は公道での走行ができません。もし、車検切れの状態で公道を走行した場合は、罰金・罰則が課されます。

無車検走行の場合、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が課され、行政処分として免許停止を受けることもあります。さらに交通違反の前歴がある場合はさらに処分が重くなります。

故意ではなく、うっかり有効期限を忘れていたという場合であっても、同様の罰則が課される点に注意しましょう。

ただ、車検切れの車を所有しているだけの状態では、罰金・罰則が課されることはありません。

車検切れの車を移動させるための手段

車検切れの場合は、公道を走ることが不可能なため、車検の工場に車を移動させることができません。

車検が切れている状態で車検を受けたい場合、車を移動させるためには以下いずれかの対応や手続きをする必要があります。

市町村で仮ナンバーを取得する

車検切れの場合、最寄りの市役所や区役所の窓口で仮ナンバーを申請・取得すると、車を車検の工場に移動させることが可能です。

仮ナンバーとは「自動車臨時運行許可番号標」のことで、仮ナンバー取得後は車検切れの車を整備工場に輸送する場合に限り、例外として数日間は車の運行が認められます。

仮ナンバーの申請に必要なものは以下のものが挙げられます。

  • 申請書
  • 自賠責保険証
  • 車検証
  • 印鑑
  • 運転免許証
  • 手数料

仮ナンバー申請・取得には自賠責保険に加入していることが条件です。

仮ナンバーは申請後3〜5日程度の有効期限が定められていますので、有効期限内に車を速やかに移動させるようにしましょう。

積載車で移動させる

車検切れの車を、積載車(キャリアカー)で移動させるという方法もあります。

積載車は車両を陸送する車で、車を荷台の上にのせて運搬するため、仮ナンバーの取得は不要です。

積載車をレンタル・運転をして移動させるという方法もありますが、運転が不可能な場合は積載車を所有する店舗に依頼し、移動してもらいましょう。

ちなみに積載車と同様、車を移動させる手段である「レッカー車」は、車検切れの車を移動させることができません。

レッカー車に繋いだ場合、車の後輪部分が公道に接する状態で走行します。そのため、レッカー車につないでいても「公道を走行している」と見なされ、罰則の対象になるためです。

車の移動をする場合は、必ず積載車を使いましょう。

車検でお悩みなら「アクスル」にご相談ください

アクスルでは、主にベンツ・BMW・MINI・ポルシェ・VWなど、輸入車の車検や修理、タイヤ交換に対応しています。

そこで車検に関して、弊社からお客様へご提案していることやサービスを一部ご紹介しましょう。

①お客様の人生設計に応じた車検を提案

アクスルでは、ただ車検を行うだけでなく、お客様の人生設計に応じた車検の提案をさせていただいております。

  • お子様が社会人になるまで今の車に乗る
  • 次回の車検は受けないつもりでいる
  • 乗り換えを検討中だが具体的なプランは考えていない
  • できるだけ車検に費用をかけたくない
  • 車を所持しているがほとんど乗らない

など、「何のために今の車に乗るのか」「今後どのように車と付き合っていくのか」をお客様から丁寧にヒアリングを行い、適切な選択肢をご提案。

また車検見積もりの時点で修正箇所が多いという理由で、想像以上にコストがかかることがあります。その場合は、乗り換えや修理などのご提案をさせていただいております。

②早期予約で希望に沿った代車を提供

車検を受けている間の代車の手配もお任せください。車検中に「車がない」という状態を作らないことを徹底しております。

さらに、早期に予約をしていただくと、ご希望に沿った代車を手配することが可能です。

③車検が切れていても対応

アクスルでは車検切れしてしまった車について、引き取りから車検まで対応いたします。

臨時運転ナンバープレートを所有しておりますので、仮ナンバーや積載車の手配などは必要ありません。

万が一、車検が切れてしまった際であっても安心して車検についてご相談ください。

輸入車の車検や整備、タイヤ交換はアクスルにお任せください!

輸入車の車検や整備、タイヤ交換はアクスルにお任せください!

私たち株式会社アクスルは、東大阪にてメルセデス・ベンツを始めとする輸入車の車検やタイヤ交換、新車・中古車の販売を展開しています。

車検はもちろん、修理や日常のメンテナンスのご依頼も承っており、自社工場でスピーディーなご対応が可能です。また、熟練のスタッフが在籍しておりますので、ボディコーティングから治具を使った難修理などもお任せください。

【株式会社アクスルの強み】
  • 輸入高級車が扱える熟練スタッフがいる
  • ランフラットタイヤも取り扱える
  • 代車貸し出しにて「車がない状態」を作らない
  • 輸入車・国産車に限らず、各メーカーのディーラーと連携可能
  • 新品パーツは社外品などの提案も可能
  • 半年、1年後のメンテナンス修理を必ずお知らせ

弊社では少しでもお客様の不安を解消するため、事前のヒアリングを丁寧に行ったうえで「修理が必要なのか」「新品パーツとの交換が必要なのか」など、ご提案をさせていただきます。

各ディーラー様では対応の難しい相談や、中古車、新古車で購入した輸入車をディーラー車検に依頼しづらい…とお悩みの方は、ぜひ一度弊社にご相談ください。

お客様のご予算内で満足いく仕上がりと、すべてのお客様に上質で豊かなカーライフをご提供することをお約束いたします。

2025.01.11

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